よく分からないテロがスリランカで起こった。
数年前に、スリランカ国内で仏教徒と争っていたイスラム過激派が
イスラム国の残党に忠誠を誓って、キリスト教徒に向かって自爆テロを起こした。
3月にニュージーランドのモスク起きた銃乱射事件に対する報復だ、と言ったのは、スリランカの国防省幹部だそうだ。犯人ではない。
実行部隊のスリランカの過激派組織のNTJのリーダー、ザフラン・ハシム師は、今回、自ら自爆している。少数のメンバーで全員が特攻かと思いきや、爆弾を入れるベストの製造工場を特殊部隊が襲撃してみると、そこには残党が大勢おり、銃撃戦になった。構成員160人のリストを入手した、との報道もあった。
スリランカからは、過去の報道から、32人がイスラム国の入国している、という。そこからの流れかもしれない。
イスラム国が最後の拠点を失ったのが、今年の3月。だが、いまだに現地では残党との戦闘が続いている。その勢力は地下に潜り、各国の過激派に分散し、活動を活発化するということか。
新しい局面を迎えているのだろう。
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