2018年3月、ホーキング博士が76歳で亡くなった。筋萎縮性側索硬化症(ALS)という難病にかかりながらも、50年以上にわたり、研究活動を続けた不屈の物理学者。
「ブラックホールが蒸発する」と言い、数々の著作を通して、われわれに夢を与えてくれた博士の最後の著作がこれだ。
博士は、考えられるさまざまな危険も教えてくれる。博士は太陽系からの脱出の必要を確信している、と言う。
その是非は別として、彼には彼の科学的根拠がある。それを警鐘として、われわれは捉える必要がある。
何よりも、面白い。
博士は、脳が動く間は活動し続けた。常に未来に向けて動き続けたといってもいいだろう。私もそうありたい。強くそう思う。
<目次>
なぜビッグ・クエスチョンを問うべきなのか?
神は存在するのか? 宇宙はどのように始まったのか?
宇宙には人間のほかにも知的生命が存在するのか?
未来を予言することはできるのか?
ブラックホールの内部には何があるのか?
タイムトラベルは可能なのか?
人間は地球で生きていくべきなのか?
宇宙に植民地を建設するべきなのか?
人工知能は人間より賢くなるのか?
より良い未来のために何ができるのか?
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